電動バイクの電池交換のタイミングは?交換に必要な費用も解説!

       

公開日:2023/02/01  最終更新日:2023/01/26

電動バイクを購入しようと考えている人に、今回の記事はおすすめです。電動バイクの電池は永久に寿命がありません。また、現在のところバッテリーの本体価格は高額なので、バッテリーの寿命が長持ちするように使用者本人が工夫しましょう。日頃のメンテナンスも欠かさないようにしたいものです。

電動バイクの耐久年数は?

耐久年数は一般的に定められていますが、使用頻度や電動バイクの状態などにより変化します。

7~8年が耐久年数となっている場合が多い

永久に電動バイクの電池に寿命はありません。一般的に7~8年が耐久年数といわれているので交換が必要です。ただし、走行距離や走行時間などの影響を受けるので、一概にこの数字の通りであるとはいえません。

目安としてバッテリーの充電回数がおよそ500回であることを押さえておきましょう。500回を過ぎると消耗が激しくなってきているサインが出現することが予想されます。気になる人は正規ディーラーなどで、電動バイクの状態を点検してもらうことで故障やトラブルなどを未然に防止できます。

通勤や通学で電動バイクを使用する人の耐久年数の目安

電動バイクの使用状況により買い換えのタイミングは異なりますが、20km圏内の通勤を月22日行った場合の寿命を計算すると2年弱になります。これは、一般的な耐久年数の7~8年と比較すると短いことが分かります。

週末や時休暇などで電動バイクを楽しむ人と、日常生活の移動手段として電動バイクを活用している人とでは差が出てくることが分かります。今後は品質がさらに向上することが予想されるので、耐久年数も伸びてくることでしょう。

電動バイクの電池のタイプ

2つのタイプが存在します。折り畳んで使用できるタイプは、アウトドアにも適しています。

バッテリー取り外しタイプ

電動バイクからバッテリーを取り外して、家庭用コンセントで充電するタイプです。電動自転車のように専用の充電器を使用します。駐輪場でバッテリーの充電が難しいときは、室内に持ち込むことも可能なのでホテルや旅館で充電することも可能です。

旅先で一晩充電できると翌朝には出発できるようになっています。ガソリンスタンドで給油する手間が省けます。オイル交換も不要です。

軽量かつ折り畳みタイプ

車の後部座席に電動バイクを折り畳んで収納できるので、充電も簡単にできます。こちらのタイプはキャンプや釣りなどで重宝されるでしょう。

たとえば、キャンプの場面ではテントの近くに電動バイクを駐輪させます。テントからトイレや温泉などに移動するときに簡単に移動できるでしょう。また、釣りでは駐車場に車を停めてから釣り道具を背負い、電動バイクで釣り堀まで移動します。そうすることで、道具を楽に運べるうえ釣りの時間をこれまでよりも長く楽しめます。

電動バイクのバッテリー交換に必要な費用は?

電気代は抑えられますが、バッテリーの本体価格は高額です。買い換えるときは予算の範囲を決めておきましょう。

中国のミレットで必要な費用を計算した場合

ミレットのバッテリーは300回充電可能です。価格は1万6,800円(税込)となっています。鉛バッテリーを使用していて電気代は安いのが特徴的です。しかし、そのぶんバッテリーの本体価格が高額になっています。頻繁に電動バイクを買い換える人は、本体価格のみならずバッテリーの本体価格も考慮して購入を検討しましょう。

ランニングコストとよばれていないものの、およそ300回充電すると新しいものを購入しなければいけないので費用がかさみます。国産の電動バイクも量産が進むと、価格が抑えられることが予想されますが、現在のところどのような推移で価格が低下するのか不明です。

電動バイクの寿命を延ばすことはできる?

電動バイクの状態を良好に保つことも、寿命を延ばすことにつながります。定期的にメンテナンスしましょう。

バッテリーの寿命を伸ばす方法

一般的に7~8年が耐久年数といわれていますが、少しでもバッテリーの寿命を長持ちさせたい人が多くいるでしょう。電動バイクのバッテリーは工夫することで長持ちさせられます。

具体的な方法として、バッテリーの消耗を減らすことです。タイヤの空気圧を適切に設定することで、出力を高めることなくバイクの走行が可能になります。このように日頃からメンテナンスを怠らないことが、バッテリーの長持ちにつながっています。

車検は不要ですがメンテナンスを怠ると、電動バイクの寿命が伸ばせないだけではなく、重大な事故を引き起こす危険性もあります。あくまでバイクとして公道を走行している自覚を忘れないようにしましょう。また、バッテリーの充電を頻繁に行わないことも重要です。

まとめ

日本では電動バイクは普及し始めたばかりなので、これから航続距離、充電、価格で改善が進むでしょう。製造と販売を繰り返しつつ改良を重ねることにより、場所を選ばずに充電できる方法が考案されるでしょう。

また、価格の低下も期待できます。現状は家庭用のコンセントで充電するようになっているので、正しい使用方法で充電してください。分からないことや困ったことがあれば、正規ディーラーに問い合わせると対応してもらえるので相談してください。

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