電動バイクの充電にかかる時間は?必要な電気代も解説

       

公開日:2023/03/15  最終更新日:2023/04/19

電動バイク 充電時間

環境に優しく経済的な乗り物として注目を集めているのが電動バイクです。ガソリンで動く通常のバイクとは違って、電気で走行するために充電を行うことで動くことが可能となっています。それでは、一体どれくらいの充電時間がかかってしまうのでしょうか。必要となる電気代と合わせて電動バイクで気になる情報をお伝えします。

電動バイクの仕組みを知っておこう!

電動バイクとはエコな乗り物として人気ですが、一般的なガソリンで走るバイクとは異なり、充電式のバッテリーを備えたバイクのことで、走行用モーター、制御用コントローラー、バッテリーが搭載されています。バッテリーからモーターに供給された電力によってモーターが回転してバイクが動く仕組みになっており、電気自動車とは違って車両がコンパクトでバッテリーを搭載するスペースが限られているため、小型バッテリーで大容量の電力を蓄えることが必要です。

そのため現在では、軽量、大容量で寿命が長いリチウムイオンバッテリーが主流となっています。ガソリンで走る通常のバイクとはどのような違いがあるのかも含めて特徴をみていきましょう。

エンジン音がとても静か

ガソリン車では騒音が気になるという人も多いですが、電動バイクはバッテリーから供給される電力でモーターが駆動するため、静穏性にも優れており、振動も少ないので快適に乗ることができます。

ガソリンの代わりに充電が必要

ガソリンで走行するバイクと違い、バッテリーの充電によって走行します。ガソリンスタンドでガソリンを入れるだけで動くのではなく、数時間かけてバッテリの充電が必要となってきます。バッテリーのみ取り外すことができて家庭用コンセントで充電することが可能なので、自宅での充電ができるので便利です。

その反面、ガソリンスタンドのように充電できるスタンドがまだまだ普及しておらず、街中にある充電インフラに対応していない機種もあるというデメリットもあります。出先で充電が必要な場合を考えて、充電器の持ち運びをしておく必要もあるでしょう。

走行距離に注意

1回の充電で走行できる距離は比較的短いという特徴があります。充電時間なども考慮すると行動範囲はあまり広くはありません。そのため、1回の充電で走行できる範囲での通勤や通学、買い物などでの日常使いにおすすめです。

電動バイクの充電方法

ガソリンで走るバイクとは異なり、電動バイクはバッテリー駆動で走行するためにバッテリーの充電が必要なのは、先ほど説明した通りですが、どのような充電方法があるのか説明します。充電方法としては大きくふたつあり、普通充電と急速充電です。

普通充電

一般家庭で使用されている100Vや200Vの交流電源で充電する方法です。おおよそ10~20Aの電源を流して充電するため、時間がかなりかかってしまいます。バッテリーの性能などによってかかる時間は異なりますが、十数時間かかる場合もあるので注意が必要です。ただし、家庭用のコンセントで充電できるのが何よりのメリットといえるでしょう。

急速充電

専用の充電スタンドで充電する方法で、急速に充電が可能です。普通充電でかかっていた充電時間を大幅に短縮することが可能で、数充分でのフル充電が可能です。充電時間にかなりの差があるため、充電インフラの普及が電動バイクには不可欠といえますが、日本ではまだインフラが整っていないため、今後普及していくことが課題となっています。

急速充電の規格としては日本が主導で進めている「CHAdeMO(チャデモ)」、EUと北米が中心としている「CCS(Combo)」、中国主導の「GB/T」、アメリカのテスラ社の「スーパーチャージャー(SC)」などがありますが、2018年に発表された日中共同の開発している新規格「Chaoji(チャオジ)」が世界規格の統一を目指しています。

充電に必要な時間と電気代について

電動バイクの充電に必要な時間や電気代が、一体どれくらいかかるのかが気になるところだと思います。バッテリーの種類などによって異なりますが急速充電では1時間程度でフル充電可能なバイクでも、普通充電では10時間以上かかる場合もあります。いずれにせよガソリンで走行できるバイクでは給油に数分程度しかかからないことを比べると時間はかかってしまうということがいえるでしょう。

ただし、費用に関しては電動バイクのランニングコストは低いといえます。ガソリンバイクの1Lの航続距離80kmで、1Lの価格が150円とすると1km走行で約1.88円の費用がかかりますが、電動バイクだと、1回の充電にかかる費用が14円として、フル充電での航続距離が約29kmとすると、1km走行で約0.48円の費用となり、おおよそ1/4のランニングコストですむことができるのです。

たとえば月に500km走行している場合は、ガソリンバイクが940円なのに対し、電動バイクが240円となり700円の差となり、年間でも8,000円以上の差額となります。電力が値上げされることはありますが、ガソリンほどの急激な値上げがあまりないので、電気代が大幅に変わることはないでしょう。また家庭で充電する場合は、夜間に充電することで安くおさえることも可能となります。

まとめ

今注目を集めている電動バイクについて紹介しました。ガソリンで走行するバイクと比較すると、ランニングコストがかなり安くなるというメリットがある一方で、充電する必要があるため時間がかかってしまうというデメリットもあります。家庭のコンセントで充電はできるもののフル充電で走行できる距離は限られているため、急速充電のインフラ整備も必要です。バッテリー性能の向上や充電スタンドの普及により、今後ますます身近な乗り物となるといえるでしょう。

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