電動バイクの盗難対策はどうすればいい?防犯対策とおすすめの方法を解説
公開日:2023/11/15 最終更新日:2023/06/19
近年は日本でも街中で見かけるようになった電動バイクですが、一般的なバイクよりも軽量で、折り畳めるものがほとんどなので、簡単に盗難の被害に遭ってしまいます。そのため、きちんと自分で対策を講じなければいけません。そこで今回は、電動バイクの盗難対策について解説します。簡単な方法も紹介するので、ぜひ取り組んでみましょう。
電動バイクの盗難被害が増加中!
近年登場した電動バイクですが、ガソリンエンジンのオートバイと比べて車重が軽く操作も簡単であるため、容易に盗まれやすいという点が問題視されています。詳しく解説します。
持ち運べる折り畳み式は盗難される危険が高め!
電動バイクの一部モデルは、折り畳みをして持ち運べるものもあります。しかしそれは、簡単に盗難される可能性が高いということにもつながります。
慢心して屋外で放置すると、隙をつかれて持ち去られてしまうため、必ず盗難対策をしておきましょう。
電動バイクで一番盗まれやすいのは「バッテリー」
一般的なバイクとは異なり、軽量なものも販売されているので、電動バイクは盗まれやすいといえるでしょう。
ハンドルロックなどの機構を備わっているものがほとんどですが、なかでも走行用バッテリーは簡単なロックで外せるようになっているため、盗難される傾向が強いのが特徴です。
電動バイクの盗難対策は必須
ここからは、電動バイク盗難防止方法を紹介します。簡単な方法から高度な防犯対策までのポイントを紹介します。きちんと防犯対策に有効なものを購入しましょう。
可能であれば室内で保管する
屋外駐輪場に保管していると、盗難の被害に遭う確率が高くなります。軽量で折り畳めるものであれば、戸建て住宅に住んでいる人も玄関スペースに保管しましょう。
同じ場所に保管しない
電動バイクを盗む人は、事前に下見するパターンがほとんどなので、こまめに保管場所を変更しましょう。いつも同じ場所に保管しているとは限らないと思わせる方法も有効です。
人目から隠す方法
電動バイクを所有していることを、ほかの人から見られないようにするのも、立派な盗難対策です。電動バイクを駐輪場に保管するときは、カバーをかけて外見が分からないようにするとよいでしょう。
この際、ただカバーをかけるだけではなく、ロックを併用する方法がさらに効果的です。
複数のロックを併用する
先述した通り、簡単にロックを破壊できるので、1つだけロックをかけるのではなく、複数のロックを併用しましょう。
また、複数のロックを併用するだけではなく、できる限りタイヤが動かないように工夫する、地面から浮かせてバイクを停めるなどの工夫を施して、ロックを解除するために時間がかかると思わせましょう。
ディスクロックを購入する
大きなロックを持ち歩くのに抵抗を感じる人や、積載能力が高くないバイクに乗っている人は、ブレーキローターへ装着するディスクロックを購入しましょう。近年はアラーム付きのロックもあるため、ロックと併用して活用したい人におすすめです。
ブレーキレバーロックを購入する
防犯効果をさらに高めたい人や、外出先でも簡単に盗難対策に取り組みたい人におすすめです。アクセルとフロントタイヤを簡単にロックできるうえに、本体サイズも比較的小型なので、旅先の駐輪場でも重宝します。
U字ロック・南京錠を購入する
安価で対策を講じたい人や、ロック穴が付いたカバーの上から使用したい人におすすめです。アラーム機能が付いたものもあります。
ワイヤーロック・チェーンロックを購入する
自分の防犯スタイルに合わせたものを購入しましょう。見た目がカラフルなものは、すぐに防犯対策を講じていることが分かります。
電動バイクを守るには?最新のセキュリティと防犯アイデアを紹介
海外で広く普及している方法と、電動バイクを販売しているメーカーが公開している情報を紹介します。
アラームを付ける
こちらは海外で広く普及している方法です。振動が与えられたときや、向きが変化したときに警報音が鳴るようになっています。警報音が鳴ると犯人は驚いてしまい、そのまま何も盗まずに逃げる確率が高くなります。
電動バイクのなかには、防犯アラートを搭載しているものもあります。電動バイクの振動を感知すると警報音が鳴ります。
加えて、バイクにイモビライザーを取り付け対応する業者も増えているため、気になる方は一度相談してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今後はさらに需要が増加するので、電動バイクを盗まれないようにしなければいけません。可能であれば、安全な室内に保管しましょう。電動バイクの盗難を防止できるだけではなく、雨風の影響を受けて電動バイクが劣化しないようになります。さまざまな防犯対策グッズが販売されているので、気になる人は、商品をインターネットなどで検索してください。ディーラーのスタッフに相談するのも有効です。