自分にぴったりなのは?電動バイクの選び方

       

公開日:2023/02/01  最終更新日:2023/01/26

これから電動バイクを購入したいと考えている人や、電動バイクの選び方のコツを知りたいと考えている人に、今回の記事はおすすめです。電動バイクは今後ますます普及することが予想されます。現在はまだ車種が少ないですが希少価値は高いでしょう。用途や目的に応じて自分好みの商品を選択してください。

用途や目的を考えてみよう

どうして電動バイクを購入したいのか明らかにしてください。また、きちんと対応してくれる販売所で購入しましょう。

日本の保安基準を満たしているか

日本国内で走行している電動バイクの中でも海外製のものが多く存在しています。海外製の電動バイクであっても、日本の保安基準を満たしている必要があるので確認しましょう。

まれに悪徳業者も存在するので、相場より安すぎる価格で購入した場合や、故障が多発する場合は気を付けてください。そのような場合に業者に問い合わせても誠実に回答してくれない場合があるので、購入するときは価格だけではなく、サービス内容やスタッフの態度なども参考にしてください。

故障時にも対応できるようになっているか

万が一電動バイクが故障したときに、正規ディーラーで修理を依頼できるか確認しましょう。一般的な販売店の場合は正規ディーラーが点検、修理、相談の窓口として開放されています。故障した部品のパーツも交換できるようになっているので安心です。

まれにアフターサービスに対応していない場合があるので、そのような販売店は極力避けましょう。トラブルに巻き込まれる可能性があります。

何のために電動バイクを購入するのか

電動バイクを購入したいと考えている人は、ただ電動バイクを室内に飾りたいから欲しいわけではありません。現在の生活をより便利にするためのものであり、現在の生活の不便さを解消するためのものでもあります。それは個人ごとに異なるので、個人ごとに確認しておく必要があります。

デメリットが問題にならないケースが存在する

電動バイクのデメリットとして、航続距離の短さ、充電時間の長さ、価格の高さが挙げられます。ただし、使用するシーンによってデメリットが問題にならない場合があります。

たとえば、通勤や通学で電動バイクを使用する場合、移動距離が短いので航続距離の短さは気になりません。また、帰宅後に充電を開始すると翌朝には充電が完了しているので、充電時間の長さも問題になりません。

電動バイクの選び方のコツとは

自分の目的や用途に応じて選択しましょう。ステータスが欲しい人や満員電車から解放されたい人など、個人ごと考えていることが異なるからです。

保有している免許を確認する

現在自分が保有している免許を確認しましょう。定格出力の大きさにより必要な免許が変化するからです。

大型自動二輪免許を保有していれば問題ありませんが、原動機付自転車の免許のみ保有している場合、定格出力が大きい電動バイクは走行できません。このため、自分が購入したいと考えている電動バイクを購入できなくなる場合も考えられます。

さまざまなタイプから選択する

電動バイクにはさまざまなタイプが存在します。どれも素晴らしいものですが、自分が求めているものを選択しましょう。

たとえば、休日に長距離のツーリングを楽しみたいときは、スクータータイプが適しているでしょう。ほかのタイプと比較して航続距離が長いからです。反対に、キャンプ場やレジャーなどで使用したいと考えている人は、折り畳み式タイプが適しているでしょう。車の後部座席に収納して持ち運びできるからです。

電動バイクを選ぶ際の注意点

デメリットを3つ紹介します。日本でもようやく普及し始めたので価格面では改善の余地があります。しかし、どこにいても充電できる機能を備え付けられるように開発は進んでいます。

航続距離が短い

バイクと比較すると航続距離が短いので、ツーリングを楽しむときは無理して前に進まないようにしましょう。スケジュールに余裕を持つことが大切です。数日に分けて走行すると宿泊先で充電できます。

充電に時間がかかる

充電は10時間以上かかります。なかには1時間でバッテリー残量が100%になる急速充電機能が備わっているものもありますが、まだ珍しい存在です。宿泊先に到着すると充電して、宿泊先を出発する頃に充電を終えましょう。

バイクの価格が高い

バイクと比較すると1.5~2倍の価格となっています。バイクと同じように、電動バイクで長距離のツーリングを楽しみたい人は二の足を踏むでしょう。

しかし、さまざまなタイプが用意されているので、これまでバイクに興味が無かった世代や女性が興味を持つことも考えられます。新しい顧客層にアプローチできるチャンスなので、市場が今後盛り上がるでしょう。

まとめ

航続距離が短い、充電に時間がかかる、バイクの価格が高いなどのデメリットはありますが、ガソリンスタンドで給油する手間が省ける、家庭用のコンセントで充電できる、車検が必要ないなどのメリットもあります。

デメリットばかり見ていると自分好みの商品を選択できなくなるので、デメリットを問題と感じなければ購入を検討しましょう。近くの販売店に足を運んでください。機会があれば試乗してみましょう。

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