E01(ヤマハ発動機株式会社)の口コミや評判
最終更新日:2023/04/25
製品名 | E01 |
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会社名 | ヤマハ発動機株式会社 |
住所 | 〒438-8501 静岡県磐田市新貝2500 |
TEL | 0538-32-1115 |
おすすめポイント | 短~中距離移動(通勤)に適した走行性能を備えるコミューター |
特徴 | 二輪EV用空冷モーターとして業界最高レベルの出力/トルク密度、高効率化を実現。 |
スペック | 1,930mm×740mm×1,230mm 車両重量:158kg 充電時間:約5時間 最高速度:記載なし |
価格 | 記載なし |
問い合わせ | 電話 |
E01は、二輪車メーカーならではの技術とノウハウ、EV技術を融合して作られた電動スクーターです。実用性と快適性、走行性能のすべてを備えています。この記事では、E01の特徴を紹介します。選べる3つの充電方法や、便利な機能、クリーンで未来的なデザインについて詳しく見ていきましょう。
優れた静粛性を誇るYamaha製電動スクーター
EVの魅力は、振動やメカノイズが少なく、静粛性が高いことです。E01は、静粛性の高さを活かし、駆動伝達にはベルトドライブを採用しました。
さらに、騒音が少ないタイプのタイヤを装着したことにより、静かな走りを実現させたのです。反対車線側の歩道におよぼす音量を計測したところ、125ccスクーターの65dBに対し、E01は、58dBと小さくなっています。
また、低速のトルクと、幅広いパワー特性により、渋滞時や低速走行時でも扱いやすく、全域で加速感をもたらしてくれるのです。E01はクラッチがないため、アクセルをひねるとすぐに発進します。登坂路での発進でも、加速性能を発揮してくれるでしょう。
電源は、自社で開発と組み立てを行っている大容量で高出力な車両固定型バッテリーを採用しています。満充電の状態からならば、104km走行可能です。長年ヤマハが培ってきた技術により大容量でコンパクト、さらに軽量なバッテリーに仕上がっています。
使用環境・用途に応じて選択できる3つの充電方法
E01は、3つの充電方法から選べます。充電コネクターは共通なため、使用環境や用途に応じで選択できるのです。充電コネクターは、駐輪時でも充電しやすいように、車両の全面に配置しています。ここからは、選べる3つの充電方法を紹介していきます。
急速充電器
急速充電器では、1時間の充電で、0%から90%まで充電することが可能です。ただし、バッテリーを保護するために、残量が90%になると充電が停止するしくみになっています。
普通充電器
普通充電器では、5時間の充電で0%から100%まで充電することが可能です。走行する距離が、1日に70km程度であれば、一晩で満タンにできます。200Vの電源が必要となるので、自宅などの私有地への設置に適しているでしょう。
ポータブル充電器
ポータブル充電器では、14時間の充電で0%から100%まで充電することが可能です。100Vの電源が必要となります。ポータブル充電器は携帯性に優れているので、スクーターのシート下トランクに収納できます。
リバース機能やスマートキーなど機能性も充実
E01は、快適で便利な機能が充実しています。装備されている機能を紹介します。
リバース機能
時速1km/hで後進する、リバース機能が備わっています。リバース機能は、駐車場の出入りなどで役立つ機能です。左ハンドルにあるリバーススイッチを押した状態で、右ハンドルにあるモードスイッチを押すことで後進します。どちらかのスイッチを離すと停止します。
コネクション機能
E01は、CCUを搭載しています。SIMとGPS機能を内蔵しているため、車両情報をヤマハ発動機のウェブサーバーに定期的にアップロードされます。Webサイトにアクセスすると走行ログやバッテリーの残量、最後に駐車した場所などを確認することが可能です。
スマートキー
ポケットやバッグなどにスマートキーを入れておくと、近づくだけで検知します。キーを差し込む必要もありません。手間をかけずにメインスイッチの操作ができるのです。ハンドルロックの解除や、シートロックの解除もスマートキーで行えます。
デジタルスピードメーター
デジタルスピードメーターには、残走行距離、バッテリーの残量、充電の状況などが表示されます。ほかにも、時間や外気温も表示されるので便利です。メーターは、ハンドルスイッチで操作できます。メーターの上部には、走行時に点灯するインジケーターもついています。
シート下トランク
シート下にあるトランクには、ヘルメットを収納することが可能です。トランクは、手を添えるだけでゆっくりと開きます。開いた状態を保てるので、荷物の出し入れもしやすいでしょう。
無駄な装飾を排除したクリーンで未来的なデザイン
E01は、EVのクリーンさと、モーターサイクルのたくましさを対比させるような、新しい発想のデザインが魅力です。効率的なレイアウトを活かしながら、ヒューマンマシンインターフェイスという観点を取り込みました。無駄な装飾は極力排除したデザイン創作を行ったのです。
カラーは、パール感の強いホワイトです。クリーンで未来的な印象を表現しています。さまざまなシチュエーションに合うように、柔軟性のあるカラーとなっています。
ヘッドランプやポジションランプ、テールランプなどはすべてLEDを採用しました。スタイリッシュな外観を演出してくれるでしょう。
まとめ
E01は、EVの静粛性の高さを活かし、駆動伝達にはベルトドライブを採用したことにより静かな走りを実現しました。低速のトルクと、幅広いパワー特性により、渋滞時や低速走行時でも扱いやすく、全域で加速感をもたらしてくれるのです。登坂路での発進でも、加速性能を発揮してくれるでしょう。
使用環境や用途に合わせて、充電方法が選べるのも嬉しいポイントです。便利な機能も充実しているので、どんなときでも快適に走行できるでしょう。